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NPOシブヤ大学が立ち上がったのが9月はじめ。学長としてがんばっている左京くんはgreen birdでNPOの初歩を学んで、ハセベの構想から生まれたこの大学の責任者となった。早稲田大学の清宮克幸監督の無敵ラグビー部を主将として引っ張った男で、その後某商社に就職したが飽きたらず、NPOの世界にやってきた。
ハセベ
どう、シブヤ大学はじまって?
左京
手探り状態から、ようやく息継ぎができるようになってきた感じですね。
ハセベ
でもすごくいいスタートを切れたなと思うよ。メディアへの出方でも、人の集まり方でもね。そのへんの実感ってある?
左京
ありますね。人の参加の仕方、応援してくれる企業さんの姿勢などからも共感してくれる心の量、みたいなものを強く感じますね。
ハセベ
シブヤ大学のいいところって、緩い箱になってるところなんだよね、僕のイメージだと。それを運営側がコーディネイトして今までにないコミュニティをつくっていくような感じ。
左京
今みんながコミュニティを欲していると思うんですよ。ネット上のSNSとかね。ぼくらはそれのリアルなものをつくるんだと思ってます。そしてシブヤ大学の場合はエデュケイションという軸がありますよね。そうするとすごく入りやすくなるんですよ。知る、学ぶっていうことはすごく魅力があることだし、それにプラスしてコミュニティの魅力がある。
ハセベ
だんだん左京の色が出てきて、いいなと思ってるよ。注文つけるとすれば、もう少し緩いものがあっていいかもしれないね。もちろん堅いのはあっていいんだけどね。このあいだ平尾さんに会ったら「飲みにいくだけなら俺いいで」と言ってたよ(笑)。平尾誠二と飲む授業。
左京
今度、自己ブランディングを含めたコミュニケーションにおけるクリエーティビティといった内容の授業を箭内道彦さんとやろうと企画してるんですよ。
ハセベ
面白みをもっと出せるといいよね。でも左京は突進力あるから、柔らかくというと行き過ぎてハレンチ学園みたくなっちゃうかもしれないしね。
左京
幸い周りにいろんなアドバイザーがいていろいろ言ってくれるんですよね。ボク最年少ですからね、シブヤ大学で。
ハセベ
今はこの頼りない学長がいいんだよね。でもいつか化けないとね。しっかりしていかないと飽きられちゃうし。シブヤ大学とともに成長していくんだと思うよ。
左京
自分の能力が足りてないという状況がまた楽しいんです。周りの方のアドバイスが的確だったり、考えも及ばないことを考えてたりするのにいちいち驚いてます。で、必死になれる、チャレンジできるんです。ああ、自分って足りてない。で、そこを必死にがんばる。それがとても心地いいですね。
ハセベ
そういう意味じゃ左京が一番学んでる学校なんだよね。左京が一番楽しく学んでいることがいいんだよ。でもやっぱりみんなに対して責任があるわけでね。
左京
もちろんですよね。全方位的に責任を感じて。それがまたやりがいなんですよね。
ハセベ
大学のときのキャプテンと同じところあるんじゃない?
左京
それはありますね。
ハセベ
参加者からの反応はどう?
左京
メールをくださいとか言ってるわけじゃないのに、感想をくれるんです。それはすごく嬉しいです。延べ参加者数は2か月目で3000人弱くらいです。メルマガの登録も2000人くらいですね。
ハセベ
それはすごいね。green birdの何倍ってペースだね。やっぱりシブヤ大学ってネーミングがよかったね、我ながら。でもこれからが本番だからね。
左京
痩せましたよ。精神的に痩せてくるという感じです。今までにない責任感、もちろんいろいろ大変ですからね。銀行の通帳見て眠れなかったり。やばい、つぶれる、みたいな感じです。これだけいろいろと支えてもらって、お金のことまでは死んでもいえないですしね。組織で一番上にいると社員に相談するってできないんですよね。大変ですけど勉強になります。みんな通帳にいくらあるなんて興味ないですからね。自分がやるしかない。いろんなところに走り回ってお金の工面をしたり。自分に資金的に余裕があればまだいいんですけど、何もないですからね。
ハセベ
わかるわかる。でもそこを頑張って成立させていかないとね。今、どんどんこういうNPOの芽は出てきてるからね。みんな苦労してる。左京も苦労してるけど、シブヤ大学は他と比べれば初速つけて出てきてるから、NPO業界を引っ張る位置に早くもあって、そういう責任もあるよね。
左京
そうですね。いいスタートでしたけど、必ず何かありますからね。なあなあにせず、反省しながらやっていきます。
ハセベ
でもいい感じのレールには乗ったよね。先の見えてないレールではあるけどね。こっちも元気をもらってるよ。頑張ろう、俺も。
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