ハセベ
green girdは、ガムバスターズさんと協力して原宿表参道や福岡市でそうじ活動をやりました。いやあ、実に優れもの。簡単にガムを掃除できるんですよね。それに「ガムバスターズ」って名前もとっつきやすいし、ロゴマークだとか、機械のデザインもかわいい。これを日本に持ってきてくれたのがエンタースさんなわけですが、もう日本は長いんでしょう?
エンタース
そうですね、もう30年ですか。大学を出てすぐに来て、ずっと日本でビジネスをしています。
ハセベ
どんな仕事をされていたのですか?
エンタース
主に、オランダの企業の日本進出のコンサルティングなどですね。たとえば、ビールのハイネケンとか、、お菓子のメントスとかいった企業。あとはもっと裏方的な企業ですね。
ハセベ
なるほど、バリバリのビジネスマンなわけですよね。その方が、今回はガムバスターズに注目されたわけですね。
エンタース
もともと私は掃除だとか、環境運動だとかの専門家で葉ありません。ガムバスターズにしても、オランダ大使館が出しているオランダの企業の紹介雑誌を読んでいて偶然見つけたんです。でも、これは何かよさそうだな、と思ったんですね。
ハセベ
ビジネスになると思った。
エンタース
それでとにかく実物を見ようとオランダに帰ることにしました。連絡をしたら日本からの便が到着するスキッポール国際空港が採用しているので、着いたとたんに作業しているところが見られるよと言われた。そうしたら作業が楽しそうなんですよ、とにかく。
ハセベ
それはぼくも感じました。実際、ゴミを拾っていても、ガムって始末に負えない。ベタベタしているうちは靴底にくっついたりして大変だし、乾いてしまうと本当に取れない! それが、ガムバスターズを使うとウソみたいに簡単。しかも作業がすごく面白そうに見えるんです。
エンタース
そもそも、そこが開発のコンセプトだったそうですから。「ガムはがしは、楽しい」。これまでも、たとえば水を高圧で噴射してはがす機械などがあったんですが、それだと大量に水を消費してしまうんですよ。それに周囲から人をシャットアウトしないと作業ができない。深夜だとか、立入禁止だとかにしないとはがせない。時間もかかります。ガムバスターズはスチームと洗浄液を使って溶かす方法で時間もかからないし、周りにも影響を与えないんです。
ハセベ
むしろ、昼間の人目に付く時間帯にアピールしながらできますよね。あれ、なんだろう、と集まってきた人たちにガムバスターズの威力と、ガムがこんなに問題になっているんだ、ということを伝えられる。
エンタース
ヨーロッパでの古い町並みを大切にしているところは石畳だったりするのでガムがついてしまうと除去が本当に大変なんです。だから、特にイギリスなどでは熱心でガムバスターズや他の方法でガム対策に予算を割く自治体がたくさんあります。
ハセベ
日本でも増えてきましたか?
エンタース
そうですね、東京都下や地方の自治体を中心に、導入するところが増えてきましたね。
ハセベ
日本場合はどうも国だとか東京のような中心部よりも、地方の自治体のほうが環境について敏感で反応が早い気がしますね。
エンタース
そうかもしれませんねえ。何かね、東京はギブアップしてる感がちょっとありましたね。地方の萌芽、これから対策を立てようと努力をしている。だkら、新しくてより良さそうな方法をプレゼンするととてもよく話を聞いてくれますね。いずれにしても、まだ競合相手がいないので、ビジネス的にはこれから、だと思うんですよね。
ハセベ
そうですね、やはり成功例があって、それに対抗してくる競合相手が現れて、どんどんそのビジネスは広がってくるわけですからね。今のところはまだ、市場として成立しつつある過程なんですね。
エンタース
そうですね、実際にガムの除去を行うと、地元の人たちからはどんどんポジティヴな声が上がってきているんですよ。公共交通機関、自治体、商店会、それから大型複合ビルなどが導入していただけるターゲットだと思うんです。やはり環境を重視する時代になって、このビジネスは伸びると思うんですよ。次の期末にはまたいろいろと契約が取れそうなので、忙しくなると思います。
ハセベ
なぜ期末に忙しくなるんですか?
エンタース
実は、自治退散などにとって、ガム対策は清掃の問題じゃないんですよ。最後には道路や建物の改装ということにまでなってしまう。道路整備の範疇なんです。敷石を張り替えたりするのと比べたら、すごく安い予算ですむわけです。だから、予算が中途半端に余っている時期には導入してもらいやすいんです。
ハセベ
期末に工事が増えて道が渋滞するよりは、ガムバスターズが見た目に楽しく作業してる方がぜんぜんいいですもんね。なるほど、ビジネスマンの抜かりない目が、街をきれいにする時代になったんですね。
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