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ハセベ:
木下さんじゃ感じ出ないから、いつもみたいにニックネームの“あんちゃん”でいいよね。ぼくが会社をやめることを決めたのは、福岡の支社に赴任しているときだったんだけど、福岡時代はほんとよく遊んだよね、あんちゃんとは。で、そでぼくがgreen
bireの活動をはじめるという話をしたときに、すごく盛り上がってくれて。
木下:
ぼくもこっちでやるよってね。2003年の10月6日が1回目のそうじ。それから1年と少したって、今では最低15人くらいは来てくれてる。
ハセベ:
それも朝7時半からだからね、週2回。あんちゃんは皆勤だっていうじゃない。それはスゴイよね。でも福岡は成功するだろうな、って予想していたんだ。コア・コミュニティのサイズがちょうどいいし、東京都比べると、共同体がまだまだちゃんと機能しているんだよね。それにそうじの場所も天神地区、みんなが働きに来るビジネス外で遊びに来る繁華街。朝早く集まれば、その後仕事にもいけるし。
木下:
まあぼくは本職が広告制作で、イベントプロモーションなどは元来得意だし、フットワークもいいつもりだし、その辺はうまくやれてるなと思ってるんだ。女の子たちも働いてくれるし、学生も働いてくれる。福岡という街は、もともと勧告や台湾、中国っていう外国が近いでしょう。共同体がしっかりしていて、外から来る人たちも多くて、自然とボランティア精神みたいなもんがあるんだよね。
ハセベ:
なるほどね。でも福岡支部は楽しいよねえ。若い人たちもほんと、サークル感覚で面白がってるよね。まあ合コンの形の変わったのという言い方もできるよね。
木下:
それはあるかもね。だいたいダブルヘッダーだもの。前の晩に集まって飲み会やって、コアなメンバーは二次会、三次会で徹夜して、そのままそうじに行ったりしてるからね。
ハセベ:
邪悪じゃないコンパね。
木下:
そうだね、悪いことは考えないよね。
ハセベ:
でもついに愛を拾ったカップルが出たっていうじゃない!
木下:
そうなんだよ、これはうれしかった! 前からそういうカップルが出ないかなって、話していたもんね。
ハセベ:
東京ではまだなんだよ、green birdで第一号だね。
木下:
誇るべきだよね。あと福岡の特徴として、自然が身近にあるってことが大きい。やっぱり美しい自然に直接ふれうる機会が多いと、それを汚すような行為はどうだろうって強く感じる。去年の10月には「海掃除第1弾」として、「芥屋ビーチクリーン」、略して「芥屋ビーチク」ばしたとですよ。
ハセベ:
なるほど、ぼくらも富士山そうじとかやってるけど、身近にすごい大自然があるよね、福岡は。
木下:
仕事って、基本的に利益追求が目的になってしまう。会社の利益、自分の利益、それがシングル・レコードでいえばA面だと思うんだよ。それはそれでもちろん社会を形つくっているもので、大事なもの。でも、green
birdの活動をはじめて、社会貢献という、別の形を体験して、あ、このB面もないとダメだな、ということがわかった。B面を知らなければ、A面は語れないって。7時半という自分を追い込んだ時間に設定して、できるかなあ、と正直思ったけれど、皆勤できてる。何とか立ち続けようと思うんだよね。
ハセベ:
なるほどね、やっぱり広告の仕事とかしていると、ものの見方が偏ってくることはあるよね。生活者の目線でものを見ようとはしているんだけど、仕事の仕方や時間帯や人とのつきあい方とか、どうしても広告って特殊な感じになってしまうじゃない。ぼくも会社をやめてはじめてわかったことがたくさんあるんだよ。
木下:
ぼくもサラリーマンはやめて、独立したわけなんだけど、それとgreen birdの活動を始めたことが重なって、いまいろいろなことがわかって、自分に余裕ができて成長できたかな、って思えるB面の活動をしていることで、世の中にはいろいろな人がいるんだってことがわかったし。いろいろな人たちに届くメッセージを発信するためにはどうしたらいいか、いつも感があえてる。
ハセベ:
実際、福岡ではだいぶgreen birdは浸透してきているねえ。
木下:
変わってきたねえ、ぼく自信の環境も。国交省のキャンペーンの街の代表になったり、今までじゃ考えられないようなことをしてるし。PRに力を入れてきた1年間である程度の成果が得られたから、2年目にはいってこのついてきたパワーを落とさないように、そしてNPOとして資金運営のこととかをしっかりクリアしていかないと、と思ってる。
ハセベ:
そうだよねえ、NPOが必ず突き当たるのはその壁だしね。でも、長く続けていくのには必要な次世代が育っているのが心強いね、福岡支部は。
木下:
学生対はほんと頑張ってくれてる。世代が違っても、green birdの活動だときちんとパイプができるんだよね。
ハセベ:
ぼくは、将来歳をとってリタイアしたら福岡に住むのもいいかなあ、って思ってるんだ。そのときにはgreen birdは若い連中が引っ張ってて、ぼくとあんちゃんは「シルバーバード」を始めるってのはどう?
木下:
いいねえ、「プラチナバード」でもいいよ。
ハセベ:
「まだまだ君たちは青い」、とか言うの。
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