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ハセベ:
そもそも、最初にぼくに区議選に出ろって言ったのは、ルキなんですよ。何を言い出すのかと思ったら。3、4年前かな。
ルキ:
前の区議選が終わった後だから、1999年だね。ちょうど僕がロンドンから帰ってきて、表参道の商店街振興組合である「原宿表参道欅会」の仕事に参加しはじめたころ。それまでの「原宿シャンゼリゼ会」から「原宿表参道欅会」に名称を変える際、街の歴史や伝統に立ち戻ったコンセプトづくりのお手伝いをさせていただいたんです。それで、地域コミュニティというものに興味をもって、選挙管理委員会に行って、資料をもらったり、質問をしたりして。今日のような格好で行ったものだから、ちょっとびっくりされましたけどね。それで、ハセベに、区議になってくれよって、話したんです。
ハセベ:
そのころはぼくは広告代理店の仕事がおもしろくてゴリゴリやってたころなんで、区政とかにはほとんど興味がないというか、まるで目に入っていなかったんで、驚きましたよ。でも、地域での活動の話には興味を持ちましたね。
ルキ:
欅会で青年部会をつくってもらって、感じて動ける若者が集まってきた。そして、会のスローガンでもある「キープ・グリーン、キープ・クリーン」の活動を展開していこうとなったとき、ハセベはちょうど単身赴任で福岡にいたんだけど、みんなに話したんですよ、こういうやつがいる、と。
ハセベ:
で、実際掃除に参加するようになって、最初は爽快感があったけど、やっぱりただ掃除してるだけじゃ変わらないね、って。それで、メッセージを発信する、「green
bird」の発想につながっていくんです。でも早かった、そう考えると。この1年、本当に信じられないくらいいろいろなことが起こったもんねえ。
ルキ:
去年の1月にまた「区議に出ないか」って話をして。ハセベはびっくりしていたけど、僕からすれば、3年前の話が、まだ終わっていなかった(笑)。
ハセベ:
いずれにしても会社を辞めて自分で会社を興したいという気持ちはあったんです。広告の仕事を真剣にやってみて、社会にメッセージを届ける広告がいい広告かなと思うようになっていて、そうしたことに特化したクリエイティヴ・エージェンシーを作りたいと。まあそういうところから、政治家とはじゃあどんな人たちなんだろうと。幾人かにお会いして、やっぱりちょっと自分たちとは違うかな、って。「政治」ってむずかしく考えるんじゃなくて、世の中の空気づくりみたいなことをサポートできないかな、って思うようになって、それがgreen
birdにも繋がっていったんです。
ルキ:
文平くんが絵を描いて、中村さんがコピーを書いて、最初のTシャツはうちの会社のプリント機で、作ってたんだよね。
ハセベ:
そうそう、懐かしいねぇ。フットワークは最初から軽かったよね。やっぱり、原宿表参道というところで始めさせてもらえたのは、大きかったですね。
ルキ:
原宿という街には、普通に人が住んでいる住宅があって、ぼくやハセベもそこで生まれて育ってます。住んでいる人たちはみんな昔ながらの常識を持っていて、きちんとした大人です。でも、先端の商店街なので、やはりある程度流行には敏感だし、変化を受け入れるキャパシティーも広い。変化に対するアレルギーが少ないのかもしれない。変化しないライフスタイルと、変化する流行が、ちょうどいい感じで共存できる。懐の深い、素敵な街なんですよ。本当に。
ハセベ:
ほんと、この街で生まれ育ったというのは恵まれてるなあと思います。人が育つのにはほんとうにいい街ですからね。
ルキ:
この間、富士山に掃除にようやく行ったわけだけど、よかったね、いいイベントになりました。
ハセベ:
8月に計画していたら悪天候で中止せざるをえなくなってしまって、仕切りなおしだったからねえ。それにしても、きれいになってきたと言われる富士山新五合目だったけど、まだまだごみが落ちていましたねえ、やっぱり見えない植え込みみたいなところに多いんだよね。
ルキ:
でも行けてよかったよね。富士山で掃除してきたんだ、って言うとさ、「へぇー」って言われるでしょう。green birdの活動は言ってみれば、メッセージだから、そのメッセージがわかりやすいって、すごく重要だと思う。モノだけじゃない付加価値をいま、みんなが求めている、そんな実感はありますね。
ハセベ:
確かに。今回の富士山掃除は、僕たちの活動に賛同してくれる人たちから出してもらったものをルキに見事なオークショニアをやってもらった。あれもよかったね。
ルキ:
またいろいろなメッセージを発信していきたいね。
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