(『ソトコト』 2006年9月号掲載)
規模を大きくして2年目を迎えたap bank fes' 2006。ハセベケンとグリーンバードも、張り切って参加して来ました。エコについて平和について、ポジティヴな気に満ち溢れたスペース。ハッピーなみんなの声をちょっとお伝えしちゃいます!

よい音楽、おいしいゴハン、素敵なレゾナンス。パーフェクトな3日間でした。万歳!

2回目を迎えたap bank fes'06、実に熱かった! ステージはもちろんスペースの増えた各団体のブースもすごい熱気。「green birdはタワーレコードさんのブースでひとコマをお借りして、お馴染みのペットボトルのリサイクル素材で作ったエコバックをPR。明らかに昨年よりお客さんの反応がイイ。この1年でap bankが発信するDVD、CD、HP、ap bankダイアローグなどの活動が伝わっていて、ただ単にステージを楽しみに来ただけじゃなく、ap bankに関わるモノ、コトを理解しようという雰囲気が出てきた。ap bankが掲げるエコレゾが確実に目の前で起こっている、そんな感じ」と、真っ黒に日焼けしたハセベケン。

フェスがきっかけになる繋がり

クルックキッチンのシェフ、諸橋新之助さんは「おいしいものを出すのが料理人の仕事。そのためには食材。やっぱり顔の見える食材というのがこれほど素晴らしいものかと体感できる」と食のエコレゾを実感。クルックキッチンは今年、原宿に店ができたけれど、そのスタートは昨年のこのフェスのブースだった。クルックの活動はパーマネントなものとなり、1年間で、日常とフェスがつながったのだ。

ap bank事務局の三原寛子さんは「去年はライブ目当てのお客さんも多かったのですが、今年はやってることを全部楽しもうという人が増えたと思います。そしてブースの参加者の方でも、このフェスをきっかけにオーガニックを使ってみたいという団体が出てきたり、地元の生産者の方がそれに協力してくれたり。メニューを作りたいけどこの食材がないってある参加者がブログに書いたら、それを見た掛川の生産者の方がうちは有機でそれ作ってるって連絡してくれたり、融資先同士が同士が仲良くなって、共同で新企画考えたりとか。いい感じですよ。ほんとにいろんな人が自然発生的に提案してきてくれて」と嬉しそうだ。主催者側も去年より少し余裕ができたように見える。

楽しいエコを感じ、考えるフェス

大地を守る会の加藤克三さんは「お客さんの多さにびっくりです。昨年より増えましたよ。みなさん礼儀正しくて興味持ってくれていて、売るほうとしては売りやすいです。いろいろ質問してくださって、とても近しい感じでいいと思ってます。みんなフェスになれてきた感じです」と、インタラクティヴさに感動のご様子だ。スローウォーターカフェの藤岡亜美さんも日常とのつながりを感じたようだ。「去年きてくれた人がみんな楽しみにしてたって。1年間ずっとマイ箸を持ち歩いてきたって。何かをやってきたというのを話してくれる人が多いです。それからDVD見てきましたって人がいたり。どんどんつながってますね」

フジロックへのゴミ袋提供での参加以来、フェスと環境活動ということでの先駆者であるタワーレコード。スタッフの浅井克俊さんは「タワーレコードはフジロックに参加して10年目なんです。だから今年はアニーバーサリー的なところがありますね。感じるのはフェスでの環境活動の幅が広がってきたということ。フェアトレードとかリユースカップとか。徐々に広げているというか。日本のフェスの文化も根づいてきたなと思います。音楽があることで心が豊かになる。心を豊かにするためにどういう行動をしたらいいのか。それを感じ考えるフェスですね」

ハセベケンに締めてもらおう。
「このフェスこそ、サスティナブルなイベントになって欲しい!! 来年は、お客さんが会場でフリーマーケットを開いてみたりなんてことで、ステージを観れなくても楽しめるようなシカケがあっても良いんじゃない? なんて早くも来年のことを想像しちゃっています」

フードエリア「koti」には29軒ものフード店が。大地を守る会のみなさん、短角牛は絶品でした!
すぐに使えるエコバッグ。そしてオフィシャルパンフレットは永久保存版。
タワーレコードの浅井さん。タワレコのタオルは野外フェスにはかかせません。
つま恋の自然や生態系を学ぶ自然観察会も行われていました。
green birdブースでは携帯灰皿も配布。つま恋でも合い言葉は「ポイ捨てカッコ悪いぜ」ですね。
会場中どこを見渡しても芝生の緑。リラックスムードがいい感じ。
「風とロック」の箭内さんも登場!
エコステーションのゴミ分別ももはや常識に。ここにもフェスの成熟が見られました。
kurkkuの草野さんと諸橋さんにはお店でも会えるかも!?
グリーン電力証書を掲げるのは大林さん。
さんファームの大石さん。笑顔がサイコーです。
エクアドルと日本をフェアトレードで繋ぐスローウォーターカフェもapbankの融資先。
おなじみNMNLの坂本さんA SEED JAPANの羽仁カンタさん。盟友!ですね。
運営のap bankの三原さんと瀬戸さん。ホントにお疲れさまでしたー。
ap bankの基地、kurkkuももちろん出店。ごらんのとおりの大盛況!

 

●ハセベ ケン
渋谷区議会議員/NPO法人green bird代表
1972年3月東京都渋谷区神宮前に生まれる。専修大学商学部卒業。2002年に広告代理店(株)博報堂を退社。その後、ゴミ問題に関するNPO法人green birdを2003年1月に設立。原宿・表参道を中心にゴミのポイ捨てに関するプロモーション活動を開始する。2003年4月に渋谷区議に当選。現在、渋谷区議会議員・無所属。
ハセベケン事務所ホームページ  http://www.hasebeken.net/

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