区長答弁


○議長 木村正義 桑原区長。

○区長 桑原敏武 長谷部 健議員の一般質問に順次お答えをさせていただきたいと思います。

 最初に、青山病院跡地の公有地の活用を考えていく上で、「アジア」という言葉をキーワードにとらえ、夢のある計画にしてはいかがか、こういうお尋ねでございました。

 本区の検討委員会を立ち上げる趣旨については、伊藤毅志区議会議員にお答えをしたところで御理解をいただきたいと存じます。

 この青山病院跡地の、これらの都有地につきましては、この地域に残された最後の貴重な公有地である。その開発に当たっては、地域の調和のとれたまちづくりとしてほしいということで検討委員会にお願いをいたしました。

 この検討委員会では、「緑と文化」を背景としながら、地域の活性化を求め、とりわけ、この地域は国連大学があるということもございまして、平和・国際都市渋谷を象徴するにふさわしい地域でもあると、このように考えております。

 議員御提言の「アジア」をキーワードとした計画づくりということは、確かに私も一つの視点である、このように思っておりますけれども、この具体的な検討については、この検討委員会をさらに立ち上げておりますので、そこでひとつ御発言をしていただきたい、御提言をしていただきたいと、このように思っております。その機会をつくらせていただきますので、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。

 パリの「隣人祭り」が、地域コミュニティを活性化し、セーフティネットとしての役割も果たしていく。楽しく、長く続く仕かけをつくってほしい、このような御提言であったと存じます。

 大変明るくなるようなお話、提案であったと、このように思います。

 今、日本人といいますか、区民がよく集まるのは、町会、商店会あるいはボランティア団体による盆踊り、あるいは神社のお祭りでございます。また、地域方々で行われている、食べておいしい、楽しいお餅つきでございます。さらに、意外なのは、家庭菜園が新しいコミュニティづくりを生み出している、そのようなこともお見受けをするわけでございますし、代官山では、春花祭という町や企業が御一緒されて独自のイベントを開催されている、そういう地域もあるわけでございます。

 しかし、これが一方ではにぎわいを生みながら、他方では孤独死を生み出していっている、あるいは希望を失った青年の、この相談相手にはなっていない、そういうことであろうかと、このように思っております。

 そこで、商店会や町会、あるいはそのほかの団体が進めておりますイベントと同時に、一方では区民のボランティアの協力をいただきながら集い、楽しむ、そしてまた見守りサポート事業を組織しながら、これらへの対応策をしていかなくてはならないというようなことで、今回また予算案の中でご提案をさせていただいているところでもあるわけでございます。

 そうした中で、今日、渋谷ではマンションが増えてきている。そういった方々を取り込んだコミュニティをつくっていくということが大切だと、このように私思っておりますので、マンションコミュニティリーダーを生み出していく、そしてまた、その渋谷のイベント経費等を活用しながら、また御提言のようなコミュニティができていけばいい、隣人祭りができていけばいい、そのことへ私も協力をさせていただきますので、長谷部 健議員もひとつ積極的な御活躍をお願いしたい、このように思っております。

 次に、協働型の環境キャンペーンについてのお話でございました。

 この中には、この渋谷未来のプロジェクトとして、夢と希望のある渋谷のまちづくりをしていく、そのような視点からのお話であると、このように受け止めております。

 本区がつくっております四ヵ年計画を取り込んだり、あるいは一方で、区内の事業所や区民、そういった声を反映しながら、これを計画づくりをして、また一方ではキャンペーンを行い、一方では区民参加を得ながら渋谷のまちづくりを大きく広く進めていきたい。そして、夢のある渋谷をつくり上げたい、こういうような意図であろうと思いますので、このことについても一つ一つ着実に進めてまいりますので、また御助言をいただきたいな、このように思っております。

 最後に、子どもの遊び場である小学校の校庭に夜間照明をということでございました。

 それが子どもの健康づくり、あるいはスポーツ振興につながるものであるならば、これは学校から上げていただく、あるいは地域から上げていただいて、これを教育委員会として検討し、そのことについてまた対応していきたい、このように思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
 以上、答弁といたします。

○議長 木村正義 長谷部 健議員。

○十一番 長谷部 健 区長、前向きな答弁ありがとうございます。

 「アジア」をテーマにしてやっていこうということは、検討委員会で発言の機会をいただけるということなので、しっかりそこで考えていることというのを言ってこれればと思っています。

 あと「隣人祭り」についてですが、応援していただけるということ、大変心強く思っています。このシャイな僕ででもですね……、でも、僕が、この僕でも今、近所に声をかけて隣人祭りをやろうというのは、やっぱり結構照れくさくて恥ずかしいんです。僕よりもシャイじゃない人のほうが世の中たくさんいると思うんですね。そういう人たちが割とそういう区が応援しているとか、公式なお祭りだみたいになると、やっぱり動きやすくなると思うんです。最初はやっぱり本当に少ない人数かもしれないけれども、これはいいことだし、皆さん聞いていても、多分おもしろいことだと思われると思うんですね。同様にそういうことはきっとメディアに取り上げられたりとかして、今度それを見て、また来年うちでもやってみたいとか、隣の人にやってみたいというふうに連鎖していくはずなんですね。だからこれ、とにかく最初のきっかけを立ち上げてもらって応援していただく、それだけで十分じゃないかと思います。あとは自立して走っていくものになると思うので、続けるということを念頭に置いていただいてサポートしていただければ、十年後、この隣人祭りというのが渋谷で本当に素敵な祭りとして根づいていくんじゃないかなと思います。

 また何かやらなきゃいけないことたくさん増えているんですけども、僕も全力で頑張りますので、是非皆さんも御協力をいただきながら、この渋谷をもっとかっこよくて、もっとおもしろくて、もっといいまちにみんなでできたらと思います。
 どうもありがとうございました。


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