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区長答弁
未来の渋谷をつくる会、長谷部健議員の質問にお答えをします。
北欧三国を視察され、その成果をベースに御提言をいただきました。いつもながら、さわやかですばらしい感性と発想、そして常に前向きの御提言に対して敬意を表したい、このように思います。
福祉も環境問題も、すべてがダイアローグ(対話)から制度を生みだしていくということでございました。その制度も、市民が社会活動に参加されて、よりよい制度を生み出しているという発言でございました。しかし、日本人は日本人としての国民性があり、文化や習慣も違っておりました。日本人はどちらかといえば、不言実行が美徳とされてきた、そういった伝統を持ち、文化や習慣も違っておりました。そういう意味で、なかなかこの対話というものが得手でないと思いますけれども、二十一世紀を夢と希望のある時代とするためには、これからは有限実行の時代でなくてはならないのだなと、こういうふうに感じました。
御質問の中で、四つあったわけでございますけれども、ドッグランを除いて三点について私の方から答弁をさせていただきたいと、このように思います。
この三点は、いずれも行政と区民とが多様な連携によって、区政運営を協働していくと、そのための行政内外の環境整備についての御質問であったと、このように思っております。順次お答えをさせていただきたいと存じます。
最初に、役所の縦割り体質を解消し、横断的なプロジェクトチームをつくってはいかがかというようなお話でございました。明治以来、国の組織を初めまして行政は縦割り組織になれ親しんできたわけでございますけれども、そのことによって生じる問題点も多くあったと、私もそのことについて認識をしているところでございます。本区におきましては、そのためにの横断的組織といたしまして、企画部とか、総務部とがあるわけでございますけれども、様々なプロジェクト設置は、一方では区民の混乱を招くと思います。御提言の趣旨を踏まえながら、必要に応じて課題に対応して、これを考えてまいりたい、こういうことで御理解をいただきたい、このように思います。
職員の知識・情報の共有を図るために、職員全員が自分のネットワークや得意分野等を回答して、情報のデータベース化をしてはいかがというお話がございました。なかなかおもしろい提案だと、このように感じました。今後、その発想はどこか随所で生かしてまいりたいと、このように思いますけれど、一方では、これが組織の中で、その知識・情報を活用していく。そういう文化が生まれ、育っていくことが必要であろうと思いますし、他方ではこれが悪用されることのないような、そういう配慮も必要なんだなと、このように思っております。御提言を承らせていただきたい、このように思います。
次に、プロジェクトチームに対して、区長賞等の褒賞についてのお話がございました。昨日は、馬の鼻先にニンジンよりも、どちらかといえば仕事にやりがいを見出せるようなシステムづくりを区長、考えろよと、そういうようなお話もございました。私は、いずれも大切なことだ、このように思っております。機会をとらえまして、御提言について検討してまいりたい、このように思います。
さらに加えて、職員の長期のわたる海外都市への交換留学や、あるいは区内企業への派遣研修についても御提言がございました。この着想はこれまでも都道府県レベルや、あるいは行政、自治体レベルで実施された課題でございますけれど、それぞれ財政事情等もあり、中止をされてきているというのが実態であろう、このように思っております。加えまして、地方公務員制度との整合性もございますので、将来課題とさせていただきたいなと、このように思っております。
二点目として、区民の知恵、知識の向上を図りまして、区政にこれを活用するシステムとして、区の課題解決につながるテーマについて研究する渋谷区立シブヤ大学を設立してはどうかという御提言でございます。これまでも國學院大學のご協力をいただきまして、渋谷大学を区民のために実施してまいりましたが、また、今のお話は、違った新しい視点、新しい角度からの御提言だろうと、このように思います。御提言を受けまして、実施に向けて検討してまいりたいと、このように思います。
三点目は、未来のプラカードについての御提言でございます。
理想の未来の数値化をと、こういうことでございました。本区は渋谷の未来の姿を描く基本構想に基づきまして、実情に応じ実施計画を定め、数値化が可能な課題につきましては、数値目標を定めるようにしてまいりました。すべての行政課題について目標数値を定めると。先ほど交通とか、火災の話もございましたけれども、これはそれぞれ所管が違っておるわけでございまして、その数値について、区としてどこまで責任が持てるのかというような課題もあろうと、このように思います。御提言を参考にいたしまして、できるところから始める。よりわかりやすい区政のために努力をしてまいると、そういうことで御理解をいただきたいと存じます。
以上で答弁を終わらせていただきます。
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